ぽんたまっぷ 街紹介

江戸に栄えた 吉原 (遊郭)の現在の姿を探ってみます

投稿日:2019年3月4日 更新日:

こんにちは。ディープスポット散歩人のぽんたまんです。

東京都内にはたくさんの散歩スポットがあります。

  • 谷根千
  • 深大寺
  • 吉原。。。えっ!?吉原!?

吉原と言えば江戸時代から続く成人男性のテーマパークですよね!

そして吉原という場所が現在も残っているのか、、、不思議に思う人もいるのではないでしょうか?

私は普段あまり風俗には行きません。。。しかし今回は散歩人として「吉原」の現在を探ってみます。

さえないぽんたまんが現在の吉原を紹介

 

↓↓↓この記事のポイント↓↓↓

  • 過去の吉原の名残を感じるスポット紹介
  • 喫茶が異常に多い理由

風俗の勧誘に負けない!!強い心を持って散歩してきました!

 

江戸に栄えた吉原の現在と過去

吉原は江戸時代の始まりとともに発展してきました。現在の吉原は、台東区の浅草寺裏に存在しています。最寄駅は東京メトロの「三ノ輪駅」です。吉原まで歩いたら10分くらいです。。。遠い。。。

三ノ輪駅が吉原散歩には丁度良いです

 

吉原の風俗に行く場合は、歩いて行くより車や送迎のパターンが多いです。そのためか吉原周辺には、高級セダンやタクシーが非常に多い!

チラッと運転手を見れば、怖い系の方々が運転していますよ。正直あまり見ない方が良いかも。。。

ただタクシーに乗っているのは、吉原で働いている綺麗な女性(いわゆるお嬢)が多いです。そのためタクシーの後部座席だけは見る価値ありです。

 

吉原で働いている女性たちは、お金が稼げるから働いているという理由がほとんどでしょう。しかし過去の吉原では、自ら進んで働くというより、遊郭に売られることで働かされていたのです。完全な人身売買ですが、江戸では人身売買は禁止されていました。

しかも売られる年齢は6歳〜10歳前後が一般的だというから驚きです。また農民の出なのか武士の出なのかで、売られる値段も大きな差がありました。農民出の場合は30万円くらい、武士の出だと180万円くらいだったそうです。

 

15歳前後になると客を取っていたと言います。つまり現在の中学生くらいで枕を交わすことになるわけですね。なかなか壮絶です。。。

 

現在と過去を探る吉原の8つのスポット

吉原の過去と現在を探るなら外せないスポットが8つあります。過去の名残を感じれるスポットなので、散策には外せません!

 

1、見返り柳:男の背中を見てきた柳

吉原の過去の名残を感じる場所の代表格が「見返り柳」でしょう。

名残惜しさを残した見返り柳

 

吉原大門という大きな交差点の端っこにひっそりとたたずんでいるので、非常にわかりにくいです。しかし吉原の過去を現代に伝える重要なスポットになっています。

遊郭で遊んだ男たちが、見返り柳付近で名残惜しさに振り返ることから、「見返り柳」という名がつきました。過去の吉原は、吉原に入る入り口がひとつしかなかったので、必ずこの柳の前を通過していたのです。

大きな柳だがあまり存在感がない

 

ガソリンスタンドの目の前で、歩道も狭いので、存在感がマジでないです。ただ細々しい感じが、哀愁を漂わせていました。

 

2、衣紋坂:S字に曲がっている理由は中が見えないため

見返り柳から吉原に向かう道を入ると、くねくねとS字に曲がっているのです。これが衣紋坂(えもんざか)と呼ばれていて、過去の吉原では遊郭に向かう唯一の道となっています。

曲がりくねっていて先が見えない

 

この先が見えない道の作りが特徴的で、華やかな遊郭を外から見えなくする役割を果たしているのです。

通過する車のほとんどが、黒塗りのセダンかタクシーばかりでした。

衣紋坂は地図上でも曲がっていることが確認できます

 

衣紋坂は地図上でもはっきりとくねっていますね。

また青く囲った四角い「お歯黒どぶ」は、以前は深いどぶになっていました。そして高い塀で囲われていたのです。

もちろん外から遊郭の中が見えないようにする役目でした。さらに遊女が逃げることを防ぐものでもあったのです。

恐ろしい話ですが、火災が発生するとどぶに入って逃げる必要がありました。しかしこの「お歯黒どぶ」は、非常に深い作りになっていたので、どぶにはまって亡くなる人もいたようです。

遊郭の生活から逃げようとした遊女も、このどぶに入って亡くなったこともあったといいます。吉原はまさに牢獄のようなところだったのです。

 

3、吉原大門:しょぼいモニュメントがお出迎え

衣紋坂を進めば男の楽園吉原を迎える大きな門に到着です!と言っても大門がかかっていたのは遠い昔の話。。。

現在はモニュメントが立っているだけ

 

現在ではこの写真のようにしょぼい棒がたたずんでいるだけです。元々あった吉原大門は、関東大震災のときに壊れてしまったとか。しかしここモニュメントを通過すると男の楽園に到着した合図です!

吉原大門をくぐれば男のテーマパーク

 

現在では吉原に入るための入り口はたくさんあります。しかし過去の吉原は、吉原大門からしか入ることができなかったのです。

 

4、吉原神社:普通に観光客が多い神社

吉原大門を突っ切って進んでいくと吉原神社にたどり着きます。吉原神社は歴史も長く、浅草名所七福神のひとつです。

結構人が多く人気を感じた。。。

 

何より意外だったのが、観光客が多いことです。吉原神社という名前から風俗関係の人が多いのかなっと思っていたら、若い女性の3人組が御朱印集めに来ていました。御朱印集めが人気になったことで、吉原神社にも御朱印をもらいに来ている人が多いようですね。

5つの稲荷神社が合祀されてできた

 

実は吉原神社は、吉原大門近くの稲荷神社と吉原の区画4隅にあった稲荷神社の5つが合祀(ごうし)されてできた神社です。写真の提灯に書かれているのは、合祀前の稲荷神社や現在の吉原神社を表しています。

 

5、吉原弁財天本宮

吉原神社からほど近くにある「吉原弁財天本宮」は、関東大震災で亡くなった人たちを悼む場所です。こちらも吉原神社同様に、観光客などが多く訪れていた場所でした。

吉原弁財天様の存在感はかなり強い。。。

 

吉原弁財天本宮には大きな池があったといいます。関東大震災の際は、吉原にいた多くの人がこの池に飛び込み、多くの人が溺死してしまいました。その数は500人ともいいます。

吉原弁財天本宮は、この500の魂を悼む場所でもあるのですね。

これらの鯉は世田谷区から来たそうです。。。

 

吉原弁財天本宮の端っこにあるこの池は、その当時の名残なのでしょう。。。美しい赤色をした鯉がとても印象的で、私にエサをねだっていましたよ。

美大生が描いた美しい絵も見れます

 

吉原弁財天に描かれたこの美しい絵は美大生が描いたものです。遊郭の妖艶な名残を感じる絵ですね。遊び心があって面白い!

 

6、お歯黒どぶ跡

外から吉原内部が見れないように、そして吉原で働く遊女を逃さないためのお歯黒どぶ。その名残が残っているのです。

それがこちら、、、

お歯黒どぶの怖さが伝わりませんね。。

 

これじゃ怖さが伝わらない!

マンションの入り口を少しオシャレにしているこの石垣こそがお歯黒どぶなのです。もう近隣の人ですらこの事実には気づかないでしょう。。。そのくらい存在感がないです。

 

7、浄閑寺

浄閑寺(じょうかんじ)、別名を「投げ込み寺」と呼びます。その名の通り、吉原で命を落とした遊女を投げ込む寺でした。

吉原の遊女には、最長でも10年働くという決まりがありました。17歳でお客を取り、27歳で自由になれるというのが吉原の遊女だったのです。

さらに当時の遊女たちは、現代のような避妊具を付けずに性交をしていました。当然のように、梅毒などの性病にかかり亡くなっていく遊女も多かったのです。また中絶により体を壊し亡くなることもありました。

27歳まで生き、自由になる遊女ばかりではなかったのです。

遊女たちを弔う浄閑寺の供養塔

 

亡くなった遊女たちが投げ込まれた浄閑寺には、遊女を弔う供養塔「新吉原総霊塔」があります。この供養塔の横からは、遊女たちの骨壷が溢れかえっている様子が見えますよ。

ちなみに私は見ることができませんでした。ごめんなさい!気になる方は見に行ってみてくださいね。。。

 

「生まれては苦界 死しては浄閑寺」

これは花又花酔が詠んだ句で、遊女の壮絶な人生が伺えます。

 

8、一葉記念館

一葉記念館は閑静な住宅街と公園の前

 

吉原を語る上で外せないお方がひとりいます。それが五千円札にもなっている樋口一葉です。日本初の女性作家で、代表作「たけくらべ」は、樋口一葉が吉原付近に住んでいた時の話が題材になっています。

家は現在石碑だけになっています

 

樋口一葉が住んでいた住居はとっくにありません。そして石碑だけポツンと立っています。普通に素通りするレベル!

千束稲荷神社の樋口一葉像

 

一葉記念館の近くにある千束稲荷神社は、「たけくらべ」にも登場したゆかりのある神社です。ここには樋口一葉の銅像があります。なんか五千円札よりも勇ましい目つきですね。

 

現在の吉原はソープランドと喫茶で溢れる

過去の吉原は日本最大級の遊郭でした。しかし現在は、法律により遊郭は存在していません。1617年から続く吉原の歴史は、つい最近の1957年まで続き、その歴史に幕を閉じることになったのです。

そして今まであった遊郭は、現在ソープランドという名前に変わって運営が続いています。

吉原は風俗街なのでソープランドが多く点在しているのは理解ができるでしょう。しかし吉原を散策してみると、以下の写真のような「喫茶」と呼ばれるお店が多いことにも気がつきます。

吉原には喫茶が立ち並んでいます

 

「風俗街のど真ん中に喫茶って、、、みんな入らないだろ!」

と思っていたのですが、実態は違いました。吉原において喫茶というのは、風俗の案内所だったのです。

喫茶のおじさんに話を聞いてみると、

「今では案内所という名前で風俗店を紹介することが禁止されていて、みんな喫茶という名前で案内所をやっている」ということでした。

表向きは喫茶ですが、やっていることは案内所と同じということです。

 

おじさん「にいちゃんも風俗楽しんでいくか!?良いところ紹介するよ!」

私「あっ、お金ないので。。。」

 

ちなみに喫茶の人はやたらと声をかけてきます。道を挟んで10m以上も離れていても、

「お〜い!店探してるんか〜」

「これか!?(小指を立てながら)」

とにかく目が合えば大声で話しかけてきます。男ひとりで吉原散策をしていて一番うっとうしいのが、間違いなく喫茶の声かけですね。。。

 

吉原を歩く時は客引きに注意しよう!

吉原を散策して、過去の吉原と現在の吉原を学ぶことができました。

  • 衣紋坂は吉原内部を見せない工夫
  • お歯黒どぶは遊女を逃さないため
  • 吉原神社の観光客の多さにびっくり
  • 樋口一葉と吉原の親密な関係
  • 吉原に喫茶が多いのは案内所と書けないから

吉原を散策してみると、風俗だけでなく過去の吉原を探ることができます。特に史跡などは多いので、グーグルマップから気になるところを探してみるのも面白いでしょう。

ただ男性の方が吉原を歩くと、結構面倒レベルで風俗の勧誘をされるので注意ですよ。

 

 

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意識低い系Webライターのぽんたまんです。みんなの暇つぶしになるような企画記事やB級スポット記事を執筆中。好きなものは音楽とお酒、路地裏。

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